寝る努力

叔母は私たちを19時には寝かせました。


6畳二間の狭いアパートでしたので、電気はついてましたし、テレビもついていましたが、そこで寝かされました。


夕食も私たちには適当なものを食べさせ、私たちが寝てからホットプレートで焼き肉をしたり、フライドチキンなんかを買ってきて食べていました。


翌朝残った骨を出され、必死に肉を見つけて食べました。


今となっては情けないですが、当時は必死でした。


お風呂やトイレ掃除が終わってないと、狭いベランダでペットのインコと寝かされました。



帰宅が遅れると家に入れてもらえませんでした。


何度か近所の方が声をかけたり、役所の人が様子を見にきましたが、
「好きで外に出ている」と言わされました。


叔母はわざわざ大きな声で
「明日は外が好きだねー」と言ったりすることもありました。


※個人名や関係、地名など個人の特定につながる部分は脚色しています。